中央区の図書館問題

2022年12月11日

指定管理者の公募及び選定についての書類

すでに「図書館利用者懇談会」(目次)のページ後半に一部情報を載せていますが、ここでは時系列にそって、3月と4月の教育委員会定例会と4月の区民文教委員会のことを書きます。

3月31日に、令和2年第3回教育委員会定例会が行われています。議題等は以下の通りです。

第3回教育委員会定例会
教育委員会HPより

追加の議案として、「中央区図書館館則の一部を改正する規則の制定について」があがり、可決しています。

図書館館則改正
教育委員会会議録より

館則の改正は、指定管理者制度を導入することに伴って、規定を整備しようとしたもので、「指定管理者の申請」と「指定書等」の条文を新たに加え、指定管理者の「指定申請書」や教育委員会の「指定書」および「不指定通知書」などの書式を定めたものになっています。事務的なものなので、ここではこれ以上細部は書きません。施行日は翌日の4月1日となっています。

この定例会では、このような発言が委員から出ています。

記録の整理
教育委員会会議録より

記録の整理情報公開については、指定管理者制度を導入しようと考える以前から区民等に対しても検証及び過程で問題ないかの確認等で必要なのではないかと突っ込みたくなりますが、記録しておきます。

次に、令和2年第4回教育委員会定例会についてです。4月8日に開かれています。

第4回教育委員会定例会
教育委員会HPより

議案でなく、報告として「区立図書館の指定管理者候補事業者の公募および選定について」があがっていて、会議録によるとこのようになっています。

指定管理者の公募等への質問
教育委員会会議録より

ここで、資料6の内容が会議録ではわからないので、情報開示請求でとりました。正確にいうと、下の2つは後日区民文教委員会に出したものですが、同じ内容なのでこれらで代替します。

公募および選定について1
指定管理者候補の公募及び選定についての資料の表
公募および選定について2
指定管理者候補の公募及び選定についての資料の裏

ということで、報告で終わってしまいました。質問も軽微です。選定委員会の透明性、中立性、手続きの正当性等は論議しないのでしょうか? 実際に教育委員会はのちに、区長への手紙等でこの4月8日が選定委員会設置を決めた日としていますが、その委員会や委員について、HP等で区民等には明らかにしていません。他の事業の選定委員会等は実はHPで公開されているものもありますが、その問題はまた後日にします。

この日の会議録に関しては、もうひとつ興味深いことがわかりました。資料7というのを情報開示請求でとりました。このへんは、目次の2と3を参照してお読みください。

教育委員会資料7の表
教育委員会資料7の裏

資料7というのは、「区長への手紙」で、そのときの定例会までに担当部署が対応したやりとりを記録したものです。2月分が、4月8日の定例会で出されています。わかったことは、生の区民等の手紙は示さない(広聴係等がまとめたものを提示する)ということと、505番(11件目に当たります)の私の質問が、この時点で「対応中」となっているのに、委員からは疑問の質問すら出ていない、ということです。あの2か月の間放置されてきた質問です。

ただ、中央区の問題は、資料をHPで公開しないことと、会議録での説明報告については、実際の発言を議事録に残さない・表現しないことです。これでは、傍聴でもしないと会議の中身が正確にはわかりません。これらは、故意にやっているのか、中途半端な中央区の情報公開姿勢ゆえなのか、わかりません。よって、ここも図書文化財課長が何かを説明しながら、報告しているのかもしれません。

資料7の部分の会議録
資料7の部分の会議録

この後、4月16日に行われるはずであった区民文教委員会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、上記のことは委員へ文書等を送付することで終わりとなってしまったようです。

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