中央区の図書館問題
指定管理者制度を導入しないように、との請願(その2)
前に(1月31日)提出されていた、請願のその後を書きます。私は、前にも書きましたように、この請願に加わっていませんし、その署名活動も一切知りませんでした。請願は所管の委員会に付託されますが、議会の定例会で何らかの審議があり、結果が出る(不採択、継続審議もあり)というか、議会が終了するまでその存在・内容が区議会HPや情報開示請求等で見ることもできないので部外者にはわかりません。東京新聞の記事や一部請願活動がHP上であった(Change.org)ようなので、ある程度姿が見えていたに過ぎません。そして、この請願については、以下のような結果になりました。

3月23日に取り下げです。いったい何があったのでしょう? もちろん請願・陳情などは出すのも取り下げるのも自由ですが、新聞記事にもなり、多数の署名を集めたものに何があったのか、知りたいものです。
指定管理者制度についての実質的な審議があったのは2月14日の区民文教委員会、そして3月5日の区民文教委員会で改正条例は可決されてしまいます。本会議で可決されるのは、3月30日です。「結局、請願の趣旨が議会で通らなかったから仕方なく取り下げた」、とは考えにくいです。そもそも、2月14日の付託されていたはずの区民文教委員会でも、内容的には一部区民等の不安も取り上げられていましたが、請願が前提になった審議、もしくは請願が直接審議されていません。どうしてなのでしょう? 例えば、町田市では請願したグループが短いながらも意見を述べる機会が委員会でも与えられて、審議も活発に行われているようです。
とすると、請願が受理されてから、2月14日までのところですでに、裏で何かが起こっていたとでも考えるほかはないのでしょうか? 間違っていますかね。これも中央区の闇? なのでしょうか? (この部分、ページ最後の方で修正します)
後日、開示請求でとったものを示します。







開示されたのはコピーながら、あらためてこれらを見るとその厚さに驚き、丁寧な運動だったのだと思いました。ちなみに署名・住所などのところが「のり弁」なのは、もちろん個人情報なので非開示ということ、それから普通は開示される「紹介議員名」と「請願者名」等が「のり弁」なのは、取り下げられた請願のため、「個人の権利利益を害するおそれがあるもの」だから非開示ということです。
のり弁なので、すべてが有効署名かどうかとかは当然わかりませんので、単純に数を数えてみると、署名簿の中身が237枚あり、その数はおそらくネット署名も含めて、何と1937名にのぼりました。約1000名と報道や噂で言われていましたが、どちらが本当なのでしょう? 私は2回数えたのですが、開示の事務に何か間違いがないのであれば、これだけあったのでしょう。中央区は23区で人口が少ないほうで現在約17万人ですが(実は増加率は高い)、これだけの数は、もちろん在住区民だけでなく、在勤者(昼間人口は60万人ともいわれる)や内容に共感して署名した人もいたのでしょうが、あらためてすごいものだと思います。皆さん、取り下げには納得されているのでしょうか?
追加
ここから、一部情報の修正および追加を書きます。署名簿をもう一度見直したところ、ネット署名からの賛同者と思われるところに、日付けの記載がありました。そこを見ると、請願提出日以降の2月からの賛同者が75名分あります。その前の日付けからの部分と紙が連続していますので、署名簿については後日追加で提出したものがあったのかもしれません。つまり元々の署名人数も1000名を超えて多かったが、それ以降の追加も合わせて、1937名にのぼったということ、かもしれません。2月以降の賛同者は、2月29日の日付けまであり、最後の1人だけが3月8日です。この賛同者の分までも議会に提出されていることから、3月5日に区民文教委員会で条例改正が可決しても、この請願運動は生きていたといえます。また、区民文教委員会で請願が審議される予定は3月の定例会のあとのことであったとの情報もあるみたいなので、そのせっかくの審議が行われる前にどこかの時点でなぜか取り下げてしまった、ということかもしれません。条例改正は、意図はともあれ、指定管理者を導入することができる、ということなので、条例改正されたとしても導入しないこともできるはずなのです。(追加はここまで)
ちなみに、東京新聞にはかなり前にここらへんのことを含めて中央区に何が起こっているのかを、ぜひ追加取材してほしいと要望していましたが、反応は特にないです。やはり市民メディアがやるしかないのでしょう。