日比谷線で迷惑行為相次ぐ
東京メトロ(東京地下鉄株式会社 代表取締役社長:山村明義)では、今まで有楽町線・副都心線が一番治安がよくない、マナー・ルール違反が多い路線という印象でしたが、昨今は日比谷線がかなり悪化していて、おそらく一番なのではないでしょうか。この路線、古い路線でホームなどの造りが他の路線に比べて利用しにくい、見通しが悪いという構造上の問題があることもあるのでしょう。しかしそれが理由なのか、東京メトロの他の路線では、駅員さんの人減らしが激しく、ラッシュ時でも駅頭に立たない、改札にも人がいない、ワンマンカーになっている実情があるなか、車掌もすべて乗車しているし、駅事務室にも人が多めだったり、駅頭に立っている駅員も多く配置されているのです。おまけに段差をサポートしたりする係員もいるなか、仕事をしない駅員、声かけ・放送すら入れない駅員、適切な放送をしない車掌が多数います。
皮肉を言わせてもらえば、さすが、八丁堀駅でのお客さんのトイレ死亡事故を起こしておいて平気な路線だけあります。2021年6月7日の出来事です。
これについては、文春オンライン(週刊文春)がすっぱ抜いています。2022.0310の記事。
『多機能トイレで7時間“放置死” 東京メトロが認めた二つの怠慢』
そのような安心・安全でない乗りにくい日比谷線ですが、ある時、1週間に2回も通報ボタンを押して、駅員の助けを求める事態が生じました。優先席付近で、何度声かけしても携帯電話(スマホ)を使い続ける人がいたからです。一応助けてもらいましたが、それでも携帯電話の電源オフのルール放送は一貫して入れません。
「迷惑行為相次ぐ」と、キャッチーにタイトル付けしましたが、この携帯電話の迷惑行為というか注意してもやめない人は、客観的にみるとコロナ禍が開けてからは実は減っています。「混雑時」の目安が、本来感染症とは関係ないのですが、ソーシャルディスタンスと同等であること(つまり1.8~2m)を、ようやく各鉄道事業者も事実上認め、お客さんもそのようなものだと考える人が増えてきたからです。ただ、首都圏では、「混雑時電源オフ」の車内放送をする事業者がもともと少なめだったことや、東京メトロのように数年前には放送を入れていた会社が事実上なぜかやめてしまったりで、混乱が続いています。

