福島原発事故の検証 2つの催しから考える

あの2011年の東日本大震災、いわゆる3.11から早、12年が経とうとしています。このときはチェルノブイリ(チョルノービリ)の原発事故と並び世界最悪の福島原発事故も起きました。あやうく東日本全体が居住できなくなることも考えられたのです。いくつかの幸運と、関わった人々の大変な努力がありました。しかし未だ「原子力緊急事態宣言」は解除されたわけではありません。

エネルギー問題などから原発回帰ということもささやかれているいま、福島において2つの催しが、この3月3日、4日に行われます。4日は福島県立医大による国際会議が行われ、県立医大の研究者が中心となって作成した日本疫学会学会誌の『福島特集号』に記載された「福島の小児甲状腺がんの多発は放射能の影響ではない」という考えを検証するというものです。

その前日の3日には、福島大学にてやはり会議、シンポジウムが行われます。『福島特集号』が論拠にしている「UNSCEAR2020/21報告書」を検証し、「小児甲状腺がんの多発が原発事故がもたらした放射線被曝が原因である」ことを科学的エビデンスに基づいて発表・議論するという、まさに科学対決の様相を示しています。

ここでは、遅くてすみませんが、資料・案内を紹介します。後日動画なども記録・公開されましたら、追加で載せるつもりです。

「2023年 福島県立医科大学 『県民健康調査』国際シンポジウム」はこちらから。そのプログラム・要旨集は量が多いので、こちらから。