中央区図書館問題 番外編 時系列のまとめ(その1)
中央区の図書館問題 時系列のまとめ
中央区の図書館問題、記事の進展が遅いこともあり、ここでブログのほうに「中央区の図書館問題を巡る時系列」を仮に出しておこうと思います。まだ調査中のこともあり、付け加えることはもちろん、誤りもあるかもしれませんが、合わせて見ることにより、各記事の位置づけがわかりやすくなるでしょう。内容としては、図書館運営に関するところをできる限り拾ったつもりですが、まだ不足があるかもしれません。
- 2018/07 区長への手紙回答公表において以下の記述がある(9月11日公表分)。「月島図書館の開館時間延長を検討してください。特に平日、仕事から帰った後に勉強する場がほしいです。毎日でなくても構わないので、午後9時や午後10時まで利用できる曜日を設けてもらえるとありがたいです。」7月11日提出分。 答え「開館時間をさらに延長するには、人員体制や勤務形態などを見直す必要があり、すぐに実施するのは難しい状況です。「本の森ちゅうおう(仮称)」の開設にあわせ、人員体制や勤務形態、夜間の利用状況、他区の状況などを参考に検討していきます。」
- 2018/09 新図書館について、パブリックコメント開始(9月21日より10月12日まで)。テーマは「本の森ちゅうおう(仮称)のコンセプト」と「これからの図書館に望むこと」
- 2018/10 区長への手紙回答公表において以下の記述がある(12月10日公表分)。「区ではさまざまな事業を実施していますが、事業内容が大きく変わる場合は、検討を開始した段階から広く区民に周知するようにし、できれば、広報紙に載せるようにしてください。計画が固まってから公表することが多いように感じられます。」10月17日提出分。企画部答え「区の総合的な施策や計画などを策定・改定する場合には、パブリックコメントを実施しています。意見募集の際は、広報紙などでお知らせしていますが、広報紙は紙面が限られていることから、これらの改定・策定案を全て掲載することは困難です。」
- 2018/12/17 図書館のパブリックコメントの集約が公表される(12名48項目の意見あり)。指定管理者導入の方向性はまだ記載なし。具体的には、「37より41が運営に関しての意見」で、それに対して区は「館長及びスタッフの選定を含め、運営形態については、図書館、郷土資料館、生涯学習機能をあわせ持つ複合施設を一体的かつ効率的に管理運営していくため、他自治体の状況や各サービスの特性なども含め総合的に検討していきます」と述べている。
- 2018/11から翌年1月あたり このへんで、図書文化財課が図書館関係業者との協議をしている。現在情報開示請求中。→開示期間が延期され、最大60日に延ばされている段階である。
- 2019/05/22 連絡調整会議の文書で、指定管理者制度を導入するという記述がある。→ここらも問い合わせ中
- 2019/10 区長への手紙回答公表において以下の記述がある(1月22日公表分)。「新しい図書館が完成した際に、指定管理者制度を導入すると聞きました。貴重な財産である書籍の管理などを全て外注に移行するのはやめてもらえませんか。」10月2日提出分。答え「図書館運営について、指定管理制度を含め、多角的な観点から検討を進めています。図書資料の選定や保管など、これまで培ってきた歴史・文化の継承に関わるものについては、図書館運営形態の如何に関わらず、今後も区が行います。」
- 2019/10 続けて、「京橋図書館の移転が大幅に遅れてしまったのはなぜでしょうか。また、図書館が新しくなる時に、指定管理者制度を導入すると聞きました。どうしてでしょうか。」10月7日提出分。答え「平成25年に建設費などの高騰を受け、入札不調となったことから数年間の工事見送りをしたものです。管理運営体制については、指定管理者制度の導入も含め、多角的な観点から検討を進めています。」
- 2019/10 続けて、「中央区の地域の歴史に興味があり、京橋図書館の地域資料室の資料を活用しています。他にない貴重な資料の収集、管理、保管、レファレンスの質を保つのは指定管理者では難しいと思うので、引き続き区で直接運営するようお願いします。」10月28日提出分。答え「図書館運営については、他自治体や本区の状況など多角的な観点から検討を進めています。図書館運営形態に関わらず、継続的な貴重資料の収集・保管などを含め、図書館サービスの維持・発展に努めていきます。」
- 2019/10 続けて、 「図書館の地域資料室を利用しています。新しい図書館になっても今までと同じように、地域の貴重な資料に精通し、高度なレファレンス能力を持つ職員を配置してください。」10月31日提出分。答え「レファレンスは、職員の誰もが適切に対応できることが肝要であると考えています。図書館の運営形態に関わらず、職員が情報を共用し、相互に連携した対応ができるよう、職場内研修などを通して職員の育成を図っていきます。」
- 2019/11 区長への手紙回答公表において以下の記述がある(1月22日公表分)。「本の森ちゅうおうの運営を指定管理者にすると聞きました。地域資料室には、100年前の資料も揃っており、中央区民の財産です。委託にせず、直営でお願いします。」11月11日提出分。答え「本の森ちゅうおうの運営については、図書館行政のあり方など多角的な観点から検討しています。地域資料は、今後も継続的な収集、管理、保管が重要であると認識しており、運営形態の如何にかかわらず区が責任を持って担っていく予定です。」
- 2020/01/10 図書館HPで今年の利用者懇談会を実施することが公示される。ここでは、図書館側からは、指定管理者制度の件を話題にしようとしていない。
- 2020/01/15 第1回教育委員会定例会において、教育長の名前で条例改正の議案が提出され、可決される。
- 2020/01/25 京橋図書館利用者懇談会実施。利用者11名参加。指定管理者制度についての話が出た模様。
- 2020/01/28 庁議にて指定管理者導入ということが明らかにされ、決定される。
- 2020/01/31 指定管理者制度導入の撤回を求める請願書が出され、受理される。
- 2020/02/01 東京新聞に「サービス低下懸念 中央区が指定管理者導入の方向」の記事が載る。
- 2020/02/01 日本橋図書館利用者懇談会実施。利用者6名参加。1名ほどが指定管理についての質問あり。
- 2020/02/08 月島図書館利用者懇談会実施。利用者6名参加。参加者から指定管理者制度についての質問・意見が出る。
- 2020/02/14 区民文教委員会にて「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」についてを審議。
- 2020/02/17 区長への手紙を通じて情報公開を求める。→回答がされたのが4月14日付け。
- 2020/02/28 令和2年第1回中央区議会定例会初日に、区長が区立図書館に指定管理者制度の導入を準備すると所信表明する。
- 2020/03/02 中央区議会一般質問開始。
- 2020/03/05 区民文教委員会にて「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」を議決(委員は全員賛成、委員外議員発言で反対意見はあり)。
- 2020/03/23 指定管理者制度導入の撤回を求める請願書取り下げられる。
- 2020/03/30 「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」本会議で可決(反対は3名)。
- 2020/03/31 「中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例」公布および施行。
- 2020/04/08 第4回教育委員会定例会において報告として「区立図書館の指定管理者候補事業者の公募および選定について」委員に説明があり、若干の質疑あり。この日に選定委員会の設置を決めた、というが特に決議はない模様。HPなどでの公開や説明もなし。
- 2020/04/16 区民文教委員会開かれず。送付資料の中に「区立図書館の指定管理者候補事業者の公募および選定について」がある。
- 2020/05/01 陳情「中央区の図書館に指定管理者制度を導入することありきの現行スケジュールを中止し、早期に公募の区民や客観的な視点を持った外部専門家を入れた、透明で公正な「図書館の運営に関する検討会」を開催することを求める陳情」が受理される。
- 2020/05/08 指定管理者の公募開始。HPにも記載あり。
- 2020/05/08 区議会HPにて上記の陳情が公開される。
- 2020/05/13 図書館HPで今年の利用者懇談会のお知らせが復活(今までは実施後消されていた)。
- 2020/05/13 図書館HPで今年の利用者懇談会の集約が公開される(今まで、すでに公表していると言っていたのが嘘であったことが認められた)。ここで不十分ながら、指定管理者の導入方向ということが参加者に向けて話された模様がわかる。
- 2020/05/18 指定管理者の業者用説明会が開かれる。9社が参加した模様。株式会社図書館流通センター、日本メックス株式会社、株式会社紀伊國屋書店、永井印刷工業株式会社、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、ヤオキン商事株式会社、株式会社小学館集英社プロダクション、株式会社リブネット
- 2020/06/02 業者からの質問について回答をHPで公表する。
- 2020/06/18 指定管理者募集締め切り。